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PLL アドバンスツール
次のような最も重要なPLLパラメータを数量化する:
| VISI PLL 解析ソフトウェア 位相ロックループ(Phase Lock Loops、PLL)の使用は、今日の通信機器では常識になっています。PLLは、周波数と位相のどちらも出力信号と入力信号を同期させる必要があるため、極めて重要な構成要素です。PLLパラメータの数量化は、通常、複雑な試験セットアップを構成する、オシロスコープ、スペクトラムアナライザ、変調信号発振器、パルス発生器など様々な試験計器を使って行われますが、詳細な解析を完了するにはかなり時間を要することも少なくありません。「VISI PLL解析」ソフトウェアとSIA 3000を使用するだけで、PLLの特性を何秒かで示すことができ、機器性能に関するフィードバックを素早く設計者や技術者に提供できます。高速の詳細解析は、貴社の最新イノベーションの商品化までの時間が短縮されることを意味します。 | |||||||||||||||||||||||||||
次のようなPLL対応プロットを取得する:
| 簡単なセットアップ PLL解析は、下記のようにSIA 3000とVISIソフトウェアだけを使って実行されます。セットアップは、被験PLLの出力をSIA 3000に接続することから成ります。これ以外、被験PLLの基準周波数を変調するための試験装置は必要ありません。
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PLL Analysisツールの特長:
| PLLパラメータ及び伝達関数を数量化 「PLL解析」ソフトウェアは最も重要なPLLパラメータを数量化し、機器の特性及び性能に関する情報を提供する線図を作成します。このソフトウェアは、減衰係数、固有周波数、ロック範囲、ロックイン時間、プルイン時間、プルアウト範囲、ノイズ帯域幅、ノイズのパワースペクトル密度などのPLLパラメータを算定します。PLL伝達関数、極とゼロ、及びボード線図を示すグラフも作図されます。PLLパフォーマンスの数量化は設計者や技術者にとって有用です。設計者や技術者は、設計目標が達成されたことそしてまだ十分なマージンがあるかを確認するため、それぞれのPLLのパフォーマンスを判定する必要があるからです。結果としてこの「PLL解析」ツールは、設計目標と実際の機器性能間の最適フィードバックループを提供します。また、解析完了に何秒しかかからないので、より多くの機器についてより詳細に解析しその特性を示すことができます。表1はパラメータをまとめて示したものであり、図1(a)〜(d)は、一般PLLについての様々なPLL線図を示します。
表@:
表@は、図@で解析された2次PLLからの一般的パラメータをまとめて示しています。
上述のPLL解析のほかに、信号の他の解析も包括的クロック解析ツールを使って実行できます。このクロック解析ツールは、ランダムジッタ、確定的ジッタ、周期的ジッタの周波数と振幅、帯域幅内のランダムジッタ、サイクル間ジッタ、周期ジッタ、及びパルス幅ジッタを数量化することができます。 |
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