磁界イミュニティ試験装置 MTS-800
自動車用電子部品・車載機器は、エンジンやブレーキなどの電子制御、AV、カーナビゲーション、ETC、ITSなど、その利用が益々広がっています。また、ハイブリッド車、電気自動車など動力系に高電圧モータ等を搭載する車種も増え、品質や安全性においてEMC試験の重要性は、更に高くなっています。 MTS-800は、車載用電子部品、機器が強い磁界ノイズに曝された際のイミュニティ(耐性)を試験するシステムとして、開発されました。磁界ノイズに対する、イミュニティ試験を行うために、ヘルムホルツコイルより発生される磁界に、DUTを曝し規定の周波数・試験レベルでのイミュニティを評価します。シグナルジェネレータ、高精度パワーアンプ、スペクトラムアナライザなどの試験に必要な機能をシングルユニットに装備し、システムコントロール用のGUIソフトウェアにより、セルフキャリブレーションの実行や、規格に対応した試験内容までを自動測定することが可能となっています。
車載部品向け、各種規格対応
◆ 車載部品、電子機器規格準拠 EN 55103-1/2 EN 61000-4-16, EN61000-4-8, SAE J1113-22, ISO 11452-8, MIL-STD-461E
◆ シグナルジェネレータ DC-250KHz
◆ 高精度パワーアンプ 800W(Max)
◆ スペクトラムアナライザ DC-250KHz
◆ PCからUSB経由でオペレーションを実行
◆ ヘルムホルツコイル X, Y, Z 3軸を自動制御(EUTの回転が不要)
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