◆製品特徴
SIA シリーズ(4000/3600/3400/3300/3100 各C/D)は、オシロスコープは勿論、アイ・ダイアグラム、BERTテストを備えており、ジッタ、スキュー、立上り・立下り時間測定も可能な多機能なオールインワン型シグナルインテグリティ測定器です。そして、PCI Express、Fibre Channel、Serial ATA、Infiniband等の高速インターフェイスのコンプライアンスに関する全ての試験に準拠しており、ワンプッシュボタンによって測定値とともに、瞬時にパス/フェイルの判別を表示します。また、エントリーモデルなどすことなくジッタ測定が可能な唯一の計測器なのです。
◆ジッタ測定に、トリガは不必要
SIAシリーズは、ジッタ測定をタイミングエンジンで行ないます。これは、タイミングエンジンが、振幅エンジンよりも時間測定に適していることと、オシロスコープではジッタの測定結果に影響を及ぼすトリガが必要となるためです。
ジッタのあるトリガを使うことで、測定対象の信号にトリガジッタの影響を与えることとなり、ジッタの原因解明を不可能にしてしまいます。例えば、トリガに存在するジッタと測定対象信号に存在するジッタが同期することにより、スコープ上で描画されたジッタはトリガジッタによりマスクされた状態となり、測定対象信号が持っているすべてのジッタを測定することが難しくなります。
その点、タイミングエンジンは、信号波形を再現しないのでトリガを使いません。設定された電圧閾値を横切るイベント間の時間を直接測定します。これは、トリガに同期したタイムベースにより電圧を測定するオシロスコープと異なります。トリガを使わないという事は、測定対象信号のジッタになんら影響を与えないという事を保証しています。
つまりSIAシリーズは、200fs という時間測定分解能を持った非同期型のイベント間(タイムインターバル)測定をランダムに実行し、いかなるジッタの原因も見逃すことなくジッタ測定が可能な唯一の計測器なのです。
15GHz迄のクロック信号における、ランダムジッタ、ディターミニスティックジッタ、トータルジッタ、変調、振幅、立上り/立下り時間、周波数、およびパルス幅を完全に分析致します。
12.5Gbps迄のデータシグナルにおける、アイマスク・テスト、ジッタ解析、完全な診断を実行します。
いまや6Gbpsのデータシグナルのスタンダードとなりつつある、PCI Express Gen2や、12.5Gbpsのデータシグナルの解析に最適です。
チャネルを追加することで、データバス、もしくはビットクロックや多数のデータラインのメモリアプリケーションが測定できます。
15GHz迄のクロック信号における、ランダムジッタ、ディターミニスティックジッタ、トータルジッタ、変調、PLL特性を分析致します。
立上り/立下り時間、振幅、周波数、パルス幅をひとつのツールで容易に測定が可能です。
チャネルを追加することで、ファンアウトスキュー、もしくは入力/出力ジッタのクロックの測定ができます。
6GHz迄のクロック信号における、ランダムジッタ、ディターミニスティックジッタ、トータルジッタ、変調、振幅、立上り/立下り時間、周波数、およびパルス幅を完全に分析致します。
6.25Gbps迄の繰り返しもしくはランダムデータシグナルにおける、アイマスク・テスト、ジッタ解析、完全な診断を実行します。
(6Gb/sを越えるクロス・トークもしくは、周期的ジッタ(Pj)スペクトル評価においての診断には制限があります。)
PCI Express、(1x、2x、4x)Fibre Channel、XAUI、Infinibandあるいはバックプレーンの完璧な分析を行ないます。
チャネルを追加することで、データバス、もしくはビットクロックや多数のデータラインのメモリアプリケーションが測定できます。
6GHz迄のクロック信号における、ランダムジッタ、ディターミニスティックジッタ、トータルジッタ、変調、PLL特性を分析致します。
立上り/立下り時間、振幅、周波数、パルス幅をひとつのツールで容易に測定が可能です。
チャネルを追加することで、ファンアウトスキュー、もしくは入力/出力ジッタのクロックの測定ができます。
3.5GHz迄のクロック,PLL信号における、ランダムジッタ、ディターミニスティックジッタ、トータルジッタ、変調、振幅、立上り/立下り時間、周波数、およびパルス幅を完全に分析致します。PLL転送機能を評価します。
3.5Gbps迄の繰り返しもしくはランダムデータシグナルにおける、シリアルデータのアイマスク・テスト、ジッタ解析、完全な診断を実行します。
SATA, SATA II, PCI Express、(1x、2x)Fibre Channel, XAUIの完璧な分析を致します。SSCと一緒に信号を測定、またはSSC自体を評価します。
チャネルを追加することで、データバス、もしくはビットクロックや多数のデータラインのメモリアプリケーションが測定できます。
3.5GHz迄のクロック信号における、ランダムジッタ、ディターミニスティックジッタ、トータルジッタ、変調を分析致します。ツールを使う事によって、PLL転送機能、ボードプロットを評価出来ます。
立上り/立下り時間、振幅、周波数、パルス幅をひとつのツールで容易に測定が可能です。
チャネルを追加することで、ファンアウトスキュー、もしくは入力/出力ジッタのクロックの測定ができます。
2.5GHz迄のクロック信号における、ランダムジッタ、ディターミニスティックジッタ、トータルジッタ、変調、振幅、立上り/立下り時間、周波数、およびパルス幅を完全に分析致します。
2.5Gbps迄の繰り返しもしくはランダムデータシグナルにおける、アイマスク・テスト、ジッタ解析、完全な診断を実行します。
PCI Express、(1x、2x)Fibre Channelの分析も完璧です。
チャネルを追加することで、データバス、もしくはビットクロックや多数のデータラインのメモリアプリケーションの測定ができます。
2.5GHz迄のクロック信号における、ランダムジッタ、ディターミニスティックジッタ、トータルジッタ、変調、PLL特性を分析致します。
立上り/立下り時間、振幅、周波数、パルス幅をひとつのツールで容易に測定が可能です。
チャネルを追加することで、ファンアウトスキュー、もしくは入力/出力ジッタのクロックの測定ができます。。
1.3GHz迄のクロック信号における、ランダムジッタ、ディターミニスティックジッタ、トータルジッタ、変調、振幅、立上り/立下り時間、周波数、およびパルス幅を完全に分析致します。
1.3Gbps迄の繰り返しもしくはランダムデータシグナルにおける、アイマスク・テスト、ジッタ解析、完全な診断を実行します。
PCI Express、Fibre Channelの分析も完璧です。
チャネルを追加することで、データバス、もしくはビットクロックや多数のデータラインのメモリアプリケーションを測定できます。
1.3GHz迄のクロック信号における、ランダムジッタ、ディターミニスティックジッタ、トータルジッタ、変調、PLL特性を分析致します。
立上り/立下り時間、振幅、周波数、パルス幅をひとつのツールで容易に測定が可能です。
チャネルを追加することで、ファンアウトスキュー、もしくは入力/出力ジッタのクロックを測定できます。
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