1.手動校正を素早く行うには、まずツールボックスでEM300-CLの報告間隔と収集間隔を1分に変更します。キャリブレーション後は、使用シーンに合わせて間隔を変更してください。


2.測定液の高さはEM300-CLプローブの中央位置です。1分後、ツールボックスで測定値を読み取ります。現在値は-102です。
※ToolBoxのバージョンにより、値の表現が異なります。
※センサーの上下は絶対値でAlarmを判断しますので、どちらの向きでも可能です。


3.測定液体の高さがプローブを超える。1分後、ツールボックスで現在値を読み取る。現在値は10


4.絶対値-102から絶対値10を引いた値は92になります。92を全液判定値に書き込みます。
※full liquid judgment value以外のAlarm値は設定不要です。

手動校正の手順が完了したら、測定液がプローブの上または下になるように、測定液を加えたり減らしたりして、液面が正しく変化するかどうかを観察してください。


注:ハンドサニタイザーやオイルなど、測定液体が粘性でボトル表面に付着する場合は、液体が完全に落ち着くまで待ってから校正手順を続行する必要があります。