説明

Milesight LoRaWANゲートウェイは、サードパーティのMQTT/HTTP/HTTPSサーバーへのデータパケットの送信をサポートしています。ゲートウェイ上で新しいアプリケーションを作成し、LoRaWANエンドデバイスから送信されたデータのデコード方法と、HTTP(S)データ転送プロトコルを選択してHTTP(S)サーバーにデータを送信する方法を定義することができます。

要件

• Milesight LoRaWANゲートウェイ：UG6x、UG8x
• HTTP/HTTPS サーバー

構成

ステップ1. ゲートウェイ内蔵のネットワークサーバーを有効にします。

Packet Forwarder > General に移動し、localhost サーバーアドレスを有効にします。

Network Server > General ページでネットワークサーバーを有効にします。

ステップ2. アプリケーションとプロファイルを追加します。

Network Server > Applications に移動し、新しいアプリケーションを追加し、保存をクリックします。
Name: ユーザー定義、任意の値
Description: ユーザー定義、任意の値
Payload Codec: なし、またはデコーダーに合わせてカスタマイズ

Network Server>Profilesに移動し、新しいプロファイルを追加し、保存をクリックします。

Name: ユーザー定義、任意の値
Max TXPower: デフォルト値

その他のパラメータは、LoRaWANノードのユーザーガイドから確認できます。または、すべての設定をデフォルトのままにしておくこともできます。

ステップ3. ゲートウェイにLoRaWANノードを追加します。

Network Server > Deviceに移動し、新しいデバイスを追加し、save&applyをクリックします。

Device Name: ユーザー定義、任意の値
Description: ユーザー定義、任意の値
Device-Profile: 以前に追加した対応するプロファイルのいずれかを選択
Application: 以前に追加した対応するアプリケーションのいずれかを選択

その他の値は、LoRaWANノードメーカーに確認できます。

ステータスが「activated」になっている場合は、上記のステップが正しく実行されていることを意味します。

ステップ4. HTTP(s)サーバーにデータを転送する。

Network Server > Applications に移動し、アプリケーションに「data transmission」を追加します。

各データタイプに対してHTTP(s) URL情報を入力し、saveをクリックします。

Uplink data: すべてのアップリンクデータを受信するURLアドレス。
Join notification: join通知を受信するURLアドレス。
ACK notification: すべてのACK通知を受信するURLアドレス。
Error notification: すべてのエラー通知を受信するURLアドレス

注：HTTP(s)サーバーにアクセスする際にユーザー認証がある場合は、HTTPヘッダーを追加し、正しいアカウントとパスワードを入力してください。

HTTPサーバーの対応するURLでデータパケットを取得した場合、HTTPサーバーに正常に接続できたことを意味します。

注：HTTPSサーバーへの転送データの違いは、HTTPSサーバーにゲートウェイ認証をアップロードする必要があることです（認証の取得についてはMilesightにお問い合わせください）。

FAQ

Q1. ゲートウェイから送信されたデータがサーバーに受信されないのはなぜですか？

A1: Maintenance > Tools > Pingに進み、下記のように、入力したHTTPアドレスにゲートウェイが正常にpingできることを確認し、次に、入力した上記の値がすべて正しいことを確認します。

Q2. デコードされたデータパケットをHTTP/HTTPSサーバーに送信するにはどうすればよいですか？

A2:「Milesightゲートウェイのペイロードコーデックの使用方法」を参照してください。