設置上の注意
- 検知エリアに直射日光やIR LEDなどの強い光が当たらないようにしてください。
- ガラスや鏡の近くに設置しないでください。
- 設置および調整後、保護フィルムを必ず剥がしてください。
- 指紋が付着しないよう、センサーのレンズに直接触れないでください。
- レンズにほこりが付着すると検知性能が低下します。定期的に鏡用クリーニングクロスでレンズを清掃してください。
- 装置を水やその他の液体から遠ざけ、損傷を防いでください。
- 装置を改造、分解、打撃、または圧壊しないでください。
- 装置を子供の手の届かない場所に保管してください。
テストモードを有効にして高さを校正します
デフォルトではテストモードは10分間有効になります。まずテストモードを有効にし、環境干渉(ドアの開閉効果など)を除去します。
占有状態 → アイドル状態:緑色2回点滅
アイドル状態 → 占有状態:赤色2回ゆっくり点滅
環境がVS330の誤検知に影響しないことを確認後、再度テストモードで再校正を実施します。この際、被測定者は部屋から退出させ、VS330が正確な初期高さに校正されるようにします。
初期キャリブレーションが完了した後、人の存在検知テストを開始し、実際のテスト状況とキャリブレーション値に基づいて「People Existing Height 」値を調整します。
VS330はToF(時間差測距)とPIR(被動赤外線)技術に基づいて検知をトリガーします。テストモードでは初期高さDを校正し、人が近づくとPIRが作動。プローブから対象物までの距離dをTOFで測定(距離変化値がd)し、この高さ差をPeople Existing Height(人の存在高さ)と比較して占有の有無を確認します。

