ラインインピーダンス安定化ネットワーク LISN –TBLDC32-2 VY-Δ DC

ラインインピーダンス安定化ネットワーク LISN TBLDC32-2 VY-Δ DC

TBLDC32-2 は、CISPR 16-1-2 および CISPR 11 規格に従って、9 kHz ~ 30 MHz の範囲内で DC ライン上の伝導放出を測定するためのライン インピーダンス安定化ネットワークです。このデバイスは、最大 1000 V および 32 A までの DC 電源電圧を持つ半導体電力コンバータおよび類似の機器の DC 電源ポートでの妨害電圧をテストするために設計されています。伝導放出は、順方向および戻り供給ラインで測定できます。さらに、フロント パネルのロータリー スイッチを使用すると、コモン モードおよび差動モード放出を測定できます。TBLDC32-2 には空芯インダクタが装備されています。筐体には、接地接続用のフランジが付いた堅牢なステンレス鋼ベースがあります。

 

仕様

  • 周波数範囲: 9 kHz ~ 30 MHz
  • 最大連続電流: 25A
  • 15分間の最大電流: 最大32A
  • DC – 電圧: 1000 V
  • モードA、モードBインピーダンス: 150 ± 30 Ω
  • コモンモードインピーダンス: 150 ± 30 Ω
  • 差動モードインピーダンス: 150 ± 30 Ω
  • EUTポートの位相: 0 ± 40°
  • EUT ポートから AE ポートへの絶縁、CM: > 20 dB
  • EUT ポートから AE ポートへの絶縁、DM: > 40 dB
  • 縦方向変換損失: > 26 dB
  • 電圧分割係数: 20 ± 3 dB
  • DC 抵抗: パスあたり 80 mΩ (標準)
  • 空芯インダクタ
  • パスA、B、CM、DM用のロータリー選択スイッチ
  • AEポート、EUTポート端子:4mm、安全
  • 測定コネクタ: 50Ω BNC
  • 寸法、幅 x 高さ x 長さ: 282 x 150 x 480 mm
  • 重量: 約9kg
  • 動作温度範囲: +5 °C … + 40 °、5% ~ 80% RH、結露なし

応用

DC電源ラインにおけるEMC伝導放射測定

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