説明
Milesightノードは、デバイスの時刻を同期し、画面に表示したり、データの保存や再送信を行うことができます。
必要条件
- Milesight LoRaWANセンサー/コントローラー: AMシリーズセンサー、EM320-TH、WTSシリーズセンサー、EM300-DI、UC51xシリーズ
- ToolBoxアプリまたはToolBoxソフトウェア:ダウンロードはこちら
設定方法
時刻同期には、ToolBox を使用して手動で同期する方法と、ネットワーク・サーバーと同期する方法があります。
ToolBoxによる時刻同期
1. ToolBoxアプリを起動し、[Device] > [Status]、またはToolBoxソフトウェアを起動し、[Status]ページに移動します。
2. Syncボタンをクリックして同期を完了すると、デバイスはスマートフォンまたはコン ピュータから時刻を取得します
ネットワークサーバー経由の時刻同期
LoRaWANのバージョンが1.0.3以降であるLoRaWANネットワークサーバーは、デバイスがネットワークに参加する度に、MACコマンドを介してデバイスに時刻を割り当てることをサポートしています。
1. ToolBoxアプリを起動し、「Device」→「Setting」→「LoRaWAN Settings」を選択するか、ToolBoxソフトウェアを起動し、「LoRaWAN Settings」→「Basic」を選択します。
2. LoRaWANのバージョンをネットワークサーバーの設定と同じに変更します。 ネットワークに参加した後、デバイスはネットワークサーバーから時間を要求するためにMACリクエストを送信します。
3.ネットワークサーバーがタイムゾーンと異なる時間しか割り当てない場合があります。この場合、ff17+タイムゾーン*10 (2バイト)のダウンリンクコマンドでタイムゾーンを割り当てることができます。
例 1:タイムゾーンを GMT-4 に設定します。
ff17d8ff |
チャンネル |
タイプ |
値 |
ff |
17 (タイムゾーンの設定) |
d8 ff => ffd8 = -40 = -4 * 10 |
例 2:タイムゾーンを GMT+8 に設定します。
ff175000 |
チャンネル |
タイプ |
値 |
ff |
17 (タイムゾーンの設定) |
50 00 => 00 50 = 80 = 8 * 10 |
注: このコマンドはすべてのモデルで動作するわけではありません。対応するユーザーガイドhttps://www.milesight-iot.com/documents-download/を参照してください。
–以上