説明

Milesight ゲートウェイは Node-RED 機能をサポートしています。Node-RED は、モノのインターネットの一部として、ハードウェアデバイス、API、オンラインサービスを視覚的にプログラミングおよび配線するためのフローベースの開発ツールです。Node-RED は、ウェブブラウザベースのフローエディタを提供しており、パレット内の幅広いノードを使用して、フローを簡単に配線することができます。
この記事では、Milesight ゲートウェイの Node Red ダッシュボードを使用して、センサーのデータを表示する方法について説明します。

要件

Milesight ゲートウェイ：UG56/UG65/UG67
LoRaWAN センサー：Milesight AM104 を例に説明します。

設定

1. Milesight センサーを Milesight LoRaWAN ゲートウェイに接続します。この記事「LoRaWAN ノードを Milesight ゲートウェイに接続する方法」を参照してください。
2. App -> Node-RED に移動し、Node-RED機能を有効にします。有効化後、LaunchをクリックしてNode-REDウェブGUIにアクセスし、ゲートウェイと同じユーザー名とパスワードでログインします。
3. node-red-dashboardをインストールします。インストール後、左側のリストに表示されます。

4. 以下の図のようにトポロジーを作成します

• LoRa Input：LoRa データを受信します。このノードを使用する前に、ネットワークサーバーモードが有効になっていることを確認してください。
• Device Filter:1 つ以上の特定の LoRaWAN® ノードのデータをフィルタリングします。
• Decoder：Milesight LoRaWAN® エンドノードのデータをデコードします。
• debug：選択したメッセージのプロパティをデバッグサイドバータブに表示し、必要に応じて実行時ログも表示します。デフォルトでは、msg.payload が表示されます。
• gauge：ユーザーインターフェースにゲージタイプのウィジェットを追加します。

5. デバイスフィルタの設定、デバイス EUI を使用してデータをフィルタリングします。

6. デコーダの設定、この例では AM100 シリーズを選択します。
センサーが Milesight によって提供されていない場合は、デコーダの代わりに機能のコンポーネントを使用し、機能にセンサーのデコードを追加する必要があります。

7. デバッグ設定は、デフォルトのままにしておきます。

8. Gauge設定を編集し、GaugeNode > Add Now Dashboard Group Config Node > Add New Dashboard Tab Config Nodeを選択します。新しいグループと新しいダッシュボードタブを追加し、Addをクリックして設定を完了します。

値の形式を設定します。デバッグから変数を確認できます。

注：設定を変更した場合は、必ず「Deploy」をクリックしてください。
9. 「Dashboard」を選択し、右上隅のアイコンをクリックすると、ダッシュボードが表示されます。

10. バッテリーレベルをリアルタイムで確認する必要がある場合は、スイッチのコンポーネントを追加する必要があります。一部の Milesight シリーズセンサーでは、バッテリーレベルは他のセンサーデータとは別々に送信されます。AM100 シリーズを例にとると、24 時間ごとにバッテリーステータスが報告されるため、ペイロードにバッテリーレベルが含まれていない場合、ダッシュボードのバッテリーレベルは表示されません。